荻窪リハビリスタジオ | 日記 | 変形性膝関節症とサプリメントの効能・改善方法
2019/10/07
変形性膝関節症とサプリメントの効能・改善方法
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変形性膝関節症とサプリメントの効能・改善方法
こんにちは、荻窪リハビリスタジオです。
今回は
『膝の痛みを和らげてくれるかもしれない』
と思い使用されていることの多いサプリメントが、実際に効果があるのか?という疑問について書いていこうと思います。
変形性膝関節症に陥ってしまう主な原因は、長い月日をかけてクッションの役割をしている軟骨がすりへってしまうことです。
軟骨がすり減りやすくなる原因としては身体の使い方の間違い、過体重・股関節または足関節の怪我による影響等が考えられ、主な症状は膝の内側の痛み・O脚があげられます。
膝の痛みと結び付けられるサプリメントとして代表的なものは
グルコサミンとコンドロイチンの2つがあり、共に軟骨を構成する物質であることから新聞広告やテレビ放送にも多く取りあげられ常飲されている方も少なくはないと思います。
しかしここで考えなければならないのが『軟骨を構成する物質』を『口から飲む』ことによって、すり減ってしまっている軟骨に成分が集まるのか?痛みが和らぐのか?という疑問点があげられます。
そこで医療論文をもとに調べてみたところ
2010年にはBMJという医学雑誌に『
痛みに対してグルコサミンとコンドロイチンの効果はない』というように結論付けられ、アメリカ医薬品局(アメリカの政府機関)も同様に『変形性膝関節症などの危険性を減らすほどの信頼できる根拠はない。』と述べられています。
FDAホームページ(アメリカ食品医療品局)
https://wayback.archive-it.org/7993/20170113015514/http://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/LabelingNutrition/ucm073400.htm
過去には変形性膝関節症にサプリメントは効果的であるという論文もあったようですが近年の
論文では賛否両論ではありますが、『効果がない』というのが多くの意見のようです。
NHK健康チャンネルでも述べられていますが
痛みは運動で治すとあるように、運動は痛みを改善する上でも大事な要素だと考えられます。
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当院では『痛くても動く』というポイントへ介入し痛みがなく運動ができるようサポートさせていただきたいと思います。
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